FAQ

よくあるご質問

翻訳と通訳では何が違うのですか。

翻訳とは、ある言語で書かれた文章を他の言語に置き換えて記述することです。通訳とは、ある言語で話された内容を他の言語で、口頭で表現し直すことです。

同時通訳と逐次通訳とでは何が違うのですか。

同時通訳では、口頭で述べられた内容を、ほぼ同時に聞き手の言語に表現し直して伝えます。その際、通訳者はいわゆる「通訳ブース」の中で、ヘッドホンとマイクを使って訳出を行います。こうした機材が用意されていない場合や、非常に小さなグループで通訳が行われる場合には、「ウィスパリング」という方式が用いられることがあります。これは、数少ない聞き手の耳に、ささやくように同時に通訳する方法です。同時通訳は通常、別の通訳者と一緒にチームを組んで行われます。

逐次通訳は、商談、会合、工場見学、研修などの場面で行われます。
逐次通訳では、特殊なノートテイキング技術を用いながら、話された内容を一区切りごとに聞き手の言語に訳出します。

同時通訳とは違い、逐次通訳の方式では一名の通訳者が一日中通して業務を担当することができます。また、この方式には特殊な機材を必要としないというメリットもあります。

見積もりや料金設定について教えてください。

お見積もりは、お客様のご要望をうかがった上でお出しいたします。当事務所では、オーストリア翻訳者・通訳者協会(Universitas Austria)が定める料金基準を目安としております。

翻訳料金は、訳出した文章の1行を単位としております(仕上がりベース)。その際、主にドイツ語圏で適用されている「基準行(スペースを含む55字)」を1行として料金を計算いたします。なお、高い品質をお約束するために、必ず翻訳のダブルチェックを行っております。これは、別の専門翻訳者が訳文を確認するシステムです。

通訳料金は、1日(8時間以内)・半日(4時間以内)・ミニマムチャージ(1時間以内)を単位としております。

ウィーン以外の地域での業務は出張扱いとし、移動拘束費、交通費、場合によっては宿泊費を計上させていただきます。

翻訳の最低受注金額は決まっていますか。

分量の少ない場合でも、ミニマムチャージとして50ユーロをご請求しております。

急ぎで翻訳をお願いしたいのですが。。。

とくにお急ぎの場合、また週末や祝日にかかる業務については、通常料金の3割増の料金を適用させていただいております。